糟鶏(読み)そけい

精選版 日本国語大辞典 「糟鶏」の意味・読み・例文・類語

そ‐けい【糟鶏】

狂言記文蔵(1660)「てんぢんのぶるいにとりては、さうめんか、そけいか、うんどんか」

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世界大百科事典(旧版)内の糟鶏の言及

【コンニャク(蒟蒻)】より

…【星川 清親】【堀田 満】
[料理]
 こんにゃくの名は《和名抄》巻十七の園菜類中に見え,鎌倉時代からは大和の供御人(くごにん)から天皇の食膳に供するものが貢納された。料理名としては《庭訓往来》などに見える糟鶏(そうけい)が古く,これはみそ煮にしたものだったようである。いわゆる精進物として調理法がくふうされ,魚肉がわりの刺身も室町期にはひろく行われていた。…

※「糟鶏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」