糞袋・糞嚢(読み)くそぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「糞袋・糞嚢」の意味・読み・例文・類語

くそ‐ぶくろ【糞袋・糞嚢】

〘名〙
① 胃や腸などの異称。くそわた。くそわたぶくろ。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※架空邂逅記(1950)〈渡辺一夫〉「その心臓糞袋近くにある為だなどとお書きになっても」
② 体、人間のこと。
※反故集(1671)下「無事の人也と云玉へども、其行ひを見則ば、此糞袋を愛し惜まるる事甚深し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android