粟田女王(読み)あわたのじょおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田女王」の解説

粟田女王 あわたのじょおう

?-764 奈良時代女王
河内(かわちの)女王とともに元正太上天皇につかえる。橘諸兄(たちばなの-もろえ)宅でもよおされた和歌の宴での歌1首が「万葉集」におさめられている。天平宝字(てんぴょうほうじ)5年光明皇太后の周忌斎会に奉仕し従三位,のち正三位となる。天平宝字8年5月4日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android