デジタル大辞泉
「籠鳥雲を恋う」の意味・読み・例文・類語
籠鳥雲を恋・う
《かごの中の鳥が大空の雲を恋い慕うの意から》拘束されているものが、自由な境遇をあこがれるたとえ。また、遠い故郷を恋しく思うたとえ。籠鳥雲を望む。
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ろうちょう【籠鳥】 雲(くも)を=恋(こ)う[=望(のぞ)む]
(かごの中の鳥が自由な大空を恋い慕う意から) 拘束されている者が自由な境遇を羨むことのたとえ。また、故郷を恋しく思うことのたとえ。
※
本朝文粋(1060頃)六・申勘解由次官并図書頭状〈
菅原文時〉「只有
二籠鳥恋
レ雲之思
一、未
レ免
二轍魚近
レ肆之悲
一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報