籠渡(読み)かごわたし

精選版 日本国語大辞典 「籠渡」の意味・読み・例文・類語

かご‐わたし【籠渡】

〘名〙 絶壁急流などの、架橋渡船が困難な地点で、綱を両岸に渡し、籠をつって、その中に人や荷物を入れ、一方から綱を引き寄せて対岸へ渡すもの。また、その所。籠の渡。ざるわたし
※雑俳・柳多留‐一六七(1838‐40)「籠渡し心の綱を〆て乗」

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