筵内村(読み)むしろうちむら

日本歴史地名大系 「筵内村」の解説

筵内村
むしろうちむら

[現在地名]古賀市筵内・まいさと五丁目

席内村などとも書く(続風土記)犬鳴いぬなき山の北西大根だいこん川の中流域に位置し、西は当村のうちの久保くぼ(元禄国絵図)。北の宗像郡上西郷かみさいごう(現福間町)から南西に向かう唐津街道が通る。小早川時代の指出前之帳では莚内村の田八六町三反余(分米八一二石余)・畠四二町九反余(分大豆三六〇石余)。慶長七年(一六〇二)莚打村の検地高二千四七七石余(慶長石高帳)。元禄五年(一六九二)には高二千六三三石余、家数一五七・寺三・社一、人数一千六八(田圃志)。石高書上帳案の郡帳高も同じ。寛政期(一七八九―一八〇一)の家数一九〇(うち酒家三・麹家五)・人数八二七、牛一二五・馬二三(別本「続風土記附録」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android