等伯画説(読み)とうはくがせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「等伯画説」の意味・わかりやすい解説

等伯画説
とうはくがせつ

桃山時代画家長谷川等伯前代の画家や画跡,鑑賞方式などについて語ったことを,京都本法寺 10世の日通上人 (1551~1608) が筆録したもの。成立は文禄1 (1592) 年前後と考えられ,画論として早い例。

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