第二ケーラー病(読み)ダイニケーラービョウ

デジタル大辞泉 「第二ケーラー病」の意味・読み・例文・類語

だいにケーラー‐びょう〔‐ビヤウ〕【第二ケーラー病】

足指付け根部分の骨(中足骨骨頭)に生じる骨端症の一。10代の女性に生じることが多く、歩行時などに痛みを伴う。骨の無腐性壊死が第三指・第四指付け根の骨などに起こり、関節変形・痛み・腫れを生じる。原因は不明。フライバーグ病。→第一ケーラー病

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の第二ケーラー病の言及

【虚血性骨壊死】より

…骨では,基質に埋まり基質の代謝をつかさどっている骨細胞は,骨を循環する豊富な血液から栄養を受けているが,骨の血行がなんらかの原因で広範に途絶すると,骨細胞は死滅し骨の代謝は停止する。この状態を虚血性骨壊死と呼ぶ。虚血性骨壊死が関節面の軟骨を支えている骨梁に発生すると,ちょうどシロアリに食害され家の柱が破損して屋根が落ちるように,屋根に相当する関節面が破壊され,関節面の不適合や変形を生じて関節機能の荒廃をきたす。…

※「第二ケーラー病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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