笠谷村(読み)かさだにむら

日本歴史地名大系 「笠谷村」の解説

笠谷村
かさだにむら

[現在地名]大屋町笠谷

山路やまじ村の西、大屋川の右岸に位置し、集落西谷にしたに道に沿って形成される。近世領主変遷大屋市場おおやいちば村に同じ。慶長一八年(一六一三)の小出吉英所領目録(金井文書)では大屋庄高九八七石余のうちに含まれて高付されていたと思われる。出石封内明細帳によると拝領高五四石余・改出高五石余、これらの内訳は屋敷三石余・麻畑一石余・田方四四石余・畑方一一石余、ほかに古新発高五石余、家数五・人数二三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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