笠名高(読み)かさの なたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠名高」の解説

笠名高 かさの-なたか

?-871 平安時代前期の官吏
斉衡(さいこう)3年(856)外従五位下。陰陽助(おんみょうのすけ)兼権(ごんの)陰陽博士。天安2年安倍安仁(あべの-やすひと)らとともに文徳(もんとく)天皇の陵地を山城葛野(かどの)郡田邑郷(たむらのごう)(京都市右京区)にさだめた。貞観(じょうがん)4年従五位下にすすみ,のち備前権介(すけ),備中(びっちゅうの)介もかねる。貞観13年4月13日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android