竹本義太夫(2世)(読み)たけもとぎだゆう[にせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竹本義太夫(2世)」の意味・わかりやすい解説

竹本義太夫(2世)
たけもとぎだゆう[にせい]

[生]元禄4(1691)
[没]延享1(1744)
義太夫節太夫。1世竹本義太夫の門人竹本政太夫が継承。のち上総少掾,さらに播磨少掾を受領。小音悪声であったが,真実を語り出すことに尽力近松門左衛門の作をよく語り生かして竹本座を保った。政太夫は5世まである。

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