精選版 日本国語大辞典 「端尾・極尾」の意味・読み・例文・類語
はつ‐お ‥を【端尾・極尾】
〘名〙 (「万葉‐三四六八」の「山鳥の尾ろの波都乎(ハツヲ)に」の「はつを」を「端つ尾」の意に解したところから) 鳥の尾の中でもっとも長い尾。しだり尾。また、立派な尾羽根。→初麻(はつお)・尾(お)ろのはつお。
※散木奇歌集(1128頃)恋上「山鳥のはつをの鏡かけふれで影をだにみぬ人ぞ恋しき」
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