竜煙鉱山(読み)りゅうえんこうざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「竜煙鉱山」の意味・わかりやすい解説

竜煙鉱山
りゅうえんこうざん / ルゥオンイエンコアンシアン

中国、河北省北西部の宣化県にある、華北地区最大の鉄山張家口の南東30キロメートルに位置する。推定埋蔵量約5億トン。1917年ごろから採掘が始まり、1934年以降大規模な開発が行われ、近くに近代的製鉄所が建設された。機械工場や化学工場もでき、華北の重要工業都市となった。

[房村信雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android