立去(読み)たちさる

精選版 日本国語大辞典 「立去」の意味・読み・例文・類語

たち‐さ・る【立去】

〘自ラ五(四)〙 立ってその場を去る。たちのく。また、単に、去る。
書紀(720)神武即位前(北野本訓)「乃ち弓彎(ゆみひきまかな)ひて射る。烏即ち避去(タチサリ)ぬ」
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「近く見馴るるままに、かた時たちさるべくもあらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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