窮通(読み)キュウツウ

デジタル大辞泉 「窮通」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐つう【窮通】

窮達」に同じ。
人間の―は機会の独断すべきものにあらずして」〈透谷・明治文学管見〉

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精選版 日本国語大辞典 「窮通」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐つう【窮通】

菅家文草(900頃)四・立春「消息窮通皆有運、莫言墐戸不雷」
※日本文学史骨(1893)〈北村透谷〉二「人間の窮通は機会の独断すべきものにあらずして、精神動静に因するものならざるべからず」

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普及版 字通 「窮通」の読み・字形・画数・意味

【窮通】きゆうつう

窮達。梁・劉峻〔弁命論の序〕余(われ)謂(おも)へらく、士の窮は、命に非ざる無し。

字通「窮」の項目を見る

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