窮果(読み)きゅうしはつ

精選版 日本国語大辞典 「窮果」の意味・読み・例文・類語

きゅうし‐は・つ【窮果】

〘自タ下二〙
① 困難、逆境などにぶつかって、どうしてよいかわからないような状態になる。困りはてる。
狭衣物語(1069‐77頃か)三「いづくにても思しあなづられたれば、きうしはてて、物も見えずなりにたりや」
② 貧窮のどん底におちいる。
史記抄(1477)四「あまりに窮しはてたほどに、斉の君無知に事て奉祿をもとらばやと思たれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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