突梯(読み)とってい

精選版 日本国語大辞典 「突梯」の意味・読み・例文・類語

とっ‐てい【突梯】

〘名〙 (形動) 物事様態のつかまえどころがなく曖昧(あいまい)であること。とりとめもないこと。また、「滑稽」とともに用いて、世俗にさからわないで世の流れのままにまかせるさま。
※偽悪醜日本人(1891)〈三宅雪嶺〉偽「務めて圭角ある道理を避け、突梯滑稽、更に定見なく」 〔楚辞卜居

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普及版 字通 「突梯」の読み・字形・画数・意味

【突梯】とつてい

のらくら

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