空眠(読み)そらねぶり

精選版 日本国語大辞典 「空眠」の意味・読み・例文・類語

そら‐ねぶり【空眠】

〘名〙 眠ったふりをすること。そらね。そらねむり。
※河内本源氏(1001‐14頃)紅葉賀「やをらいりくるに、君はそらねふりして、とけてしねられぬころなれば」

そら‐ねむり【空眠】

※玉塵抄(1563)四一「人くらい犬の、ふせってそらねむりするつれぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報