空無辺処(読み)くうむへんしょ

精選版 日本国語大辞典 「空無辺処」の意味・読み・例文・類語

くうむへんしょ【空無辺処】

〘名〙 (ākāśaānantyaāyatana の意訳) 仏語無色界(むしきかい)四天の第一。形ある身を厭(いと)うて無辺としての空を思い、空は無辺であると悟って生ずる所。空処。〔大般若経‐一〇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android