空悋気(読み)ソラリンキ

デジタル大辞泉 「空悋気」の意味・読み・例文・類語

そら‐りんき【空×悋気】

根拠がないのにやきもちを焼くこと。
「一人留守寝の床の内…辛気しんき辛気の―」〈浄・鑓の権三

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空悋気」の意味・読み・例文・類語

そら‐りんき【空悋気】

〘名〙 しっかりした証拠相手もないのに嫉妬すること。
浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)下「ひとり留守寝の床の内、〈略〉しんきしんきの、そらりんき」

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