精選版 日本国語大辞典 「空地・明地」の意味・読み・例文・類語
あき‐ち【空地・明地】
〘名〙 (古くは「あきぢ」か)
※東寺百合文書‐ヘ・貞治元年(1362)一一月二一日・八条院町地子并荒不作注進状「あきち并逃失跡」
② 権利者のない地所。所有者のわからない土地。
※財政経済史料‐四・官制・地方職制・事務章程・貞享四年(1687)一一月「上り田畑屋敷其外明地等有レ之ば、〈略〉人を撰み、御勘定所へ相達可レ割二渡之一」
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