空吹(読み)そらっぷく

精選版 日本国語大辞典 「空吹」の意味・読み・例文・類語

そらっ‐ぷ・く【空吹】

〘自カ四〙 そらとぼけたさまをする。何気ないふりをする。そらうそぶく。
歌謡・松の葉(1703)四・草摺引「何にも喰はねど高楊枝、そらっふいたる有様は、さて持て扱ふたる客来なり」

そら‐ふ・く【空吹】

※新撰六帖(1244頃)一「天津風身にしむばかり思ふとも空吹人をいかが頼まん〈藤原光俊〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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