空の海(読み)ソラノウミ

デジタル大辞泉 「空の海」の意味・読み・例文・類語

そら‐の‐うみ【空の海】

空を海に見立てていう語。
「―に雲の波たち月の舟星の林にこぎかくる見ゆ」〈拾遺・雑上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空の海」の意味・読み・例文・類語

そら【空】 の 海(うみ)

海のような大空。空を大海に見立てていう語。
※拾遺(1005‐07頃か)雑上・四八八「そらの海に雲の浪たち月の舟星のはやしにこぎかくる見ゆ〈柿本人麻呂〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android