積陰(読み)せきいん

精選版 日本国語大辞典 「積陰」の意味・読み・例文・類語

せき‐いん【積陰】

〘名〙
① 陰の気が積もり積もること。また、その陰気。転じて、寒気の激しい季節。冬。〔漢書‐鼂錯伝〕
② 曇りが続くこと。また、その天候。〔蘇軾‐答仲屯田次韻詩〕

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普及版 字通 「積陰」の読み・字形・画数・意味

【積陰】せきいん

累積した陰気。寒気。〔淮南子、天文訓〕積陽の熱氣、火を生ず。火氣のなるを日と爲す。積陰の氣を水と爲す。水氣のなると爲す。日氣、なる星辰と爲す。

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