積石(読み)ツミイシ

デジタル大辞泉 「積石」の意味・読み・例文・類語

つみ‐いし【積(み)石】

石を積み重ねたもの。積み重ねた石。
建物の柱の下に置く土台。いしずえ。

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精選版 日本国語大辞典 「積石」の意味・読み・例文・類語

つみ‐いし【積石】

〘名〙
① 積みかさねた石。
② 建物の柱の下の土台石。いしずえ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
地面に敷き並べた石。敷石
海道記(1223頃)鎌倉遊覧「朱欄妙に搆へたり、玉砌の磌(ツミイシ)光をみがく」
拷問の一つ。すわらせて膝の上に石を積む。石抱き

つみし【積石】

〘名〙 (「つみいし」の変化した語) 基礎の石。礎(いしずえ)
書紀(720)推古元年正月(岩崎本訓)「仏の舎利を以て法興寺の刹の柱の礎(ツミシ)の中に置く」

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