積塔・石塔(読み)しゃくとう

精選版 日本国語大辞典 「積塔・石塔」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐とう ‥タフ【積塔・石塔】

〘名〙
供養などのために、小石を積み重ねて塔をかたちづくったもの。
謡曲江口(1384頃)「あれなる木蔭に石を畳める岸蔭に積塔の見え候ふ」
② 「しゃくとうえ(積塔会)」の略。《季・春》
※観智院本三宝絵(984)下「石塔はよろづの人の春のつつしみなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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