穀断(読み)こくだち

精選版 日本国語大辞典 「穀断」の意味・読み・例文・類語

こく‐だち【穀断】

〘名〙 仏道修行や願を立てるため、穀物を食べないで木の実、草の根などで生活すること。
蜻蛉(974頃)下「去年から山籠りして侍なり。こくだちなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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