デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲田海素」の解説 稲田海素 いなだ-かいそ 1869-1956 明治-昭和時代の僧。明治2年11月1日生まれ。加藤文雅が開宗650年記念事業として出版を発願した「日蓮聖人御遺文」の編集にくわわる。全国各地の真筆,古写本を調査,校訂し,明治37年刊行。のち「日蓮聖人御真蹟」も編集。その生涯を遺文の研究にささげた。昭和31年2月26日死去。86歳。越後(えちご)(新潟県)出身。号は白牙院。法名は別に日達。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例