デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲木東千里」の解説 稲木東千里 いなき-ひがしせんり 1892-1979 大正-昭和時代の木工芸家。明治25年2月22日生まれ。大正6年日本美術協会で受賞,正木直彦にみとめられて東京美術学校(現東京芸大)にまなぶ。昭和6年帝展で「鋲装筥」が特選,以後帝展,日展で活躍した。江戸指物(さしもの)の名匠といわれた。昭和54年6月5日死去。87歳。静岡県出身。本名は千代作。前号は春千里。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例