種物屋(読み)たねものや

精選版 日本国語大辞典 「種物屋」の意味・読み・例文・類語

たねもの‐や【種物屋】

〘名〙 種物②を商う家。また、その人。たねや。
※雑俳・柳多留‐一三九(1835)「瓔珞のやうに下げとく種物屋」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の種物屋の言及

【種屋】より

…草木の種子を商う店。種物屋ともいう。江戸時代は徳川家康以来代々の将軍に花好きが多く,〈寛永のツバキ〉〈元禄のツツジ〉〈正徳のキク〉などといわれる流行を生み,全期を通じてきわめて園芸熱が盛んであった。…

※「種物屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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