種子鋏(読み)タネバサミ

デジタル大辞泉 「種子鋏」の意味・読み・例文・類語

たね‐ばさみ【×鋏】

《「たねはさみ」とも》鹿児島県種子島名産の洋鋏代々の鍛冶職人が手作り製造、10年は切れ味を保つという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の種子鋏の言及

【西之表[市]】より

…種子島家歴代の墓地御拝塔(おはあとう)と菩提寺の本源寺,若狭公園,西岸の住吉のガジュマル防潮林などの名所がある。また東町や池田にはかつて種子島銃を作った鍛冶町があり,現在は特産品の種子鋏を生産する。住吉には江戸時代に鉄分の多い島の土を用いて甕,食器,唐獅子などを焼いた能野(よきの)焼の窯跡がある。…

※「種子鋏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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