秋成新田(読み)あきなりしんでん

日本歴史地名大系 「秋成新田」の解説

秋成新田
あきなりしんでん

[現在地名]常澄村秋成

涸沼ひぬま川の左岸にあり、北は大場おおば村。もと下入野しもいりの村地内であったが、天保六年(一八三五)大場村大場太衛門が開発事業を建議水戸藩の許可を得て翌七年に着工した新田。開拓には吉成又衛門があたった。着工と同時に移住者が増え、嘉永五年(一八五二)の茨城郡秋成新田惣人別并馬改書上帳(大場家文書)には家数二四・人別一六七、馬一六とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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