常澄村(読み)つねずみむら

日本歴史地名大系 「常澄村」の解説

常澄村
つねずみむら

面積:二八・七二平方キロ

東茨城郡の東部に位置する。北は那珂川を境に那珂湊市と勝田市、西は水戸市、東は涸沼ひぬま川を境に大洗町に接する。村のほぼ中央を西から東に国道五一号が横断し、これに沿って備前びぜん堀が流れ、また南部には西から東に石川いしかわ川が流れる。村の北と東は平坦な沖積地で、西部は標高二〇メートル前後の東茨城台地をなす。集落はこの低地と台地に点在し、大串おおくしが村の中心地。米作中心の農業を主産業とした純農村であるが、近年はビニルハウスによる苺・胡瓜・メロンなどの栽培も盛んになりつつある。現在国道の北に国鉄鹿島線を敷設中。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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