秋の光(読み)あきのひかり

精選版 日本国語大辞典 「秋の光」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 光(ひかり)

① 秋の澄んだ空に冴え輝く月の光。
※栄花(1028‐92頃)御裳着月影はいつともわかぬものなれどあきひかりぞ心ことなる」
② 秋の日の光。日の短いのをいうのに用いる。
※光悦本謡曲・源氏供養(1464頃)「実(げに)や朝は秋のひかり、夕には影もなし」

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