神垣村(読み)こうがけむら

日本歴史地名大系 「神垣村」の解説

神垣村
こうがけむら

[現在地名]国府町神垣

たに村の東、ふくろ川右岸に位置する。支村に畑山はたやまがあった(因幡志)本村は東西に分れる袋川の支流のそれぞれに沿うように形成され、分岐点に置かれた地蔵には「右上神垣左下神垣」とある。拝領高は二九六石余、本免は七ツ三分。天野氏の給地があった(給人所付帳)。「因幡志」によれば家数四二。弘化四年(一八四七)の上構下札略写(県立図書館蔵)では朱高三二三石余(うち畑高一四石余)で、年々開七六石余などを加えた都合高は四七六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android