社内金利制度(読み)しゃないきんりせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社内金利制度」の意味・わかりやすい解説

社内金利制度
しゃないきんりせいど

経営管理に役立てるために,企業の各事業部あるいは各部門の使用資本に対して一定の計算上の利子を負担させる制度をいう。社内金利としては,(1) 本部費をカバーする程度の率,(2) 借入金利子率,(3) 最低配当率を確保しうる率,(4) 資本コストなどが考えられる。この制度を導入することによって,金利節減意識の高揚をはかり,適正な利益管理および資金管理を行うことが可能となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android