礼盤・礼版(読み)らいばん

精選版 日本国語大辞典 「礼盤・礼版」の意味・読み・例文・類語

らい‐ばん【礼盤・礼版】

〘名〙
① (「らいはん」とも) 仏語本尊の前にあって、導師が仏を礼拝し、誦経するために上る座。須彌壇正面にあり、前に経机、左に柄香炉(えこうろ)、右に磐(けい)を置く。
九暦‐逸文・天慶五年(942)正月八日「参八省云々、呪願三礼等乍立礼盤受香」

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