磯山神社(読み)いそやまじんじや

日本歴史地名大系 「磯山神社」の解説

磯山神社
いそやまじんじや

[現在地名]鹿沼市磯町

旧村社。祭神大己貴命。永延二年(九八八)創建と伝え、もとは当山とうざん明神と称されたという。江戸時代には磯山明神と称された。寛永一四年(一六三七)検地の際、七石一斗余が除地となり、慶安元年(一六四八)に同高の朱印地をうけた。旧高旧領取調帳では社領一二石余。別当は新義真言宗の円徳えんとく(現廃寺)が勤めた。本殿は寛文二年(一六六二)建立で、同年の造営入用覚(金子伊予文書、以下同文書)によると費用四一両ほどであった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android