破口(読み)やぶれぐち

精選版 日本国語大辞典 「破口」の意味・読み・例文・類語

やぶれ‐ぐち【破口】

〘名〙
破滅におちいるいとぐち。だめになるはじめ。
浮世草子傾城色三味線(1701)大坂「いらざる盛(ぜい)をやって無用の奢〈略〉つゐには八島の破(ヤブ)れ口にあはるべし」
② 破れかぶれになって行なう手段
浄瑠璃伽羅先代萩(1785)八「其方の巧を仕損、詮方なさの破れ口。先そっちから白状召れ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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