研究学園都市(読み)けんきゅうがくえんとし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「研究学園都市」の意味・わかりやすい解説

研究学園都市
けんきゅうがくえんとし

学術研究機関を核とした都市をさし,一般には,その代表である筑波研究学園都市をさす。同都市は,首都圏整備計画の中で 1961年の閣議決定において官庁移転構想としてスタートし,1963年9月研究学園都市を筑波地区に建設することが閣議了解を得て,住宅・都市整備公団 (→都市再生機構 ) が土地取得・造成を行なうこととされ,2700haに及ぶ研究学園地区の開発が進められ,1985年の国際科学技術博覧会 (科学万博) で国際的デビューを果たした。一方関西においても京都・大阪・奈良の3府県にまたがる 3300haの研究拠点を擁する,関西文化学術研究都市の建設が国家プロジェクトとして進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android