精選版 日本国語大辞典 「石・斛」の意味・読み・例文・類語
こく【石・斛】
〘名〙
② 和船の積載量を示す語で、一〇立方尺をいう。約〇・二七八立方メートルにあたる。
※船舶積量測度規則(明治一七年)(1884)三条「日本形船の積量は十立方尺を以て一石とす」
③ 材木などの容積量で、一〇立方尺を一石とする。〔合類定記(江戸か)〕
※勘定所条例‐二「一知行割之節、関東米方・永方割合之儀、大概高百石に付、米方拾六七石より弐拾石位迠割合相渡候分は永方相渡候事」
⑤ 鮭、鱒などを数えるのに用いる語。鮭は四〇尾、鱒は六〇尾を一石とする。
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