矢野竜溪(読み)やのりゅうけい

旺文社日本史事典 三訂版 「矢野竜溪」の解説

矢野竜溪
やのりゅうけい

1850〜1931
明治・大正時代の政治家・小説家・評論家
本名は文雄豊後大分県)の生まれ。慶応義塾卒。明治政府に出仕したが,のち明治十四年の政変で下野し立憲改進党創立に参画。1883年政治小説『経国美談』を刊行した。明治末期,政界を引退し,以後新聞界で活躍した。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android