精選版 日本国語大辞典 「着脹」の意味・読み・例文・類語
き‐ぶく・れる【着脹】
〘自ラ下一〙 きぶく・る 〘自ラ下二〙 (「きふくれる」とも) たくさん重ね着をして、からだがふくれあがる。きふくだむ。
※発心集(1216頃か)一「紙ぎぬなむどの云ふばかりなく、ゆゆしげにやれはらめきたるを、いくら共なくきふくれて」
き‐ぶくれ【着脹】
〘名〙 着物を幾枚も重ねて着て、ふくれ上がっていること。《季・冬》
※禅鳳雑談(1513頃)中「むらさきしきぶなどの、物をきふくれなどしては、おかしく候」
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