真斯(読み)まっかく

精選版 日本国語大辞典 「真斯」の意味・読み・例文・類語

まっ‐かく【真斯】

〘副〙 (「まっ」は接頭語) 「かく」を強調する語。まさにこのように。
※浄瑠璃・天智天皇(1692)二「是此ごくもんにかかりし者、まっかくの次第にて」

まっ‐こう ‥かう【真斯】

〘副〙 (「まっ」は接頭語) 「こう」を強調していう語。まさにこのように。まさしくこう。
史記抄(1477)一七「東坡詩の議論がまっかういつもあるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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