真忌(読み)マイミ

デジタル大辞泉 「真忌」の意味・読み・例文・類語

ま‐いみ【真忌(み)】

祭祀の際、神事に携わる人が、荒忌あらいのあとで厳重に行う物忌み致斎ちさい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真忌」の意味・読み・例文・類語

ま‐いみ【真忌】

〘名〙 神事物忌のうち散斎の後に行なう最も厳重な斎戒。祭祀だけを行ない、祭事にたずさわらない官人も、職務を止めて謹慎する。致斎(ちさい)
和泉式部集(11C中)上「契りしをたがふべしやは厳(いつく)しき荒忌まいみ清まはる共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android