真名書・真字書(読み)まながき

精選版 日本国語大辞典 「真名書・真字書」の意味・読み・例文・類語

まな‐がき【真名書・真字書】

〘名〙 漢字で書くこと。漢字だけで書くこと。また、その書いたもの。
※日本書紀桃源抄(15C後)「今俗、万葉がきと云、是、真名かきなり」

まんな‐ぶみ【真名書・真字書】

〘名〙 漢字で書かれた書物
紫式部日記(1010頃か)消息文「なでふ女がまんなぶみは読む。むかしは経よむをだに人は制しきと」

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