眇小(読み)びょうしょう

精選版 日本国語大辞典 「眇小」の意味・読み・例文・類語

びょう‐しょう ベウセウ【眇小】

〘名〙 (形動) 小さいこと。ちっぽけなこと。また、とるに足りないさま。
※玉石志林(1861‐64)四「眇小なる人物にも、懐旧の情を起さしめて」 〔枚乗‐七発〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「眇小」の読み・字形・画数・意味

【眇小】びようしよう(べうせう)

小男。〔史記孟嘗君伝〕趙の人、孟嘗君の賢なるを聞き、出でて之れをる。皆笑ひて曰く、始め(せつこう)(孟嘗君)を以て魁然たらんと爲(おも)ひしに、今之れをるに、乃ち眇たる小夫のみと。孟嘗君之れを聞きて怒り、~斫(しやくげき)して數百人をし、に一縣を滅ぼして以て~去る。

字通「眇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android