相手取(読み)あいてどる

精選版 日本国語大辞典 「相手取」の意味・読み・例文・類語

あいて‐ど・る あひて‥【相手取】

〘他ラ五(四)〙
戦いなどの相手とする。相手として立ちむかう。敵手とする。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)四「神木の松を相手取、木刀かざし」
訴訟の相手とする。
和英語林集成再版)(1872)「オヤヲ aitedotte(アイテドッテ) クジヲ スル」

あいて‐どり あひて‥【相手取】

〘名〙 相手として定めること。また、その相手。相手方相手役
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第五「将棊の金銀こかね山吹 玉川の蛙も隙に相手とり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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