精選版 日本国語大辞典 「相愽・相博」の意味・読み・例文・類語
そう‐はく サウ‥【相愽・相博】
〘名〙 (「そうばく」とも)
① 土地・家屋・その他の財物を交換すること。交易。
※早稲田大学図書館所蔵文書‐天平勝宝七年（755）五月七日・相模国司牒「以二天平廿年一憑二彼国司一、割二得件地一、興二造倉屋一、為レ寺尤便、願計二彼此便一、欲レ得二相博一」
② 職務などを交替すること。代理して勤務すること。
※後二条師通記‐永長元年（1096）一一月八日「除目訖間、従レ院相博事可レ有二御定一、加賀守季房・丹波守為章也」
※御湯殿上日記‐文明一三年（1481）五月二七日「くらまへ御たいくわん御まいりの御はんなれとも、久上らふへ御さうはくにて、けふ御まいり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報