相労(読み)あいいたわる

精選版 日本国語大辞典 「相労」の意味・読み・例文・類語

あい‐いたわ・る あひいたはる【相労】

(「あい」は接頭語)
[1] 〘他ラ四〙 目を掛けてやる。ねぎらう。
※宇津保(970‐999頃)沖つ白浪「あひいたはらんと思ふ心やある」
[2] 〘自ラ四〙 病気で苦しむ。病気にかかる。
平家(13C前)七「あひいたはる事の候はん外は、あからさまにも御前を立ち去る事も候はざりしに」

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